地質屋さんの家づくり

マイホーム検討中の紆余曲折の記録、セキスイハイムの住み心地

メーカー選び~2~ 2018年10月 初めての住宅展示場訪問①

こんにちは、からたまです。

地元ビルダーさんの展示場(実邸)見学会に行った翌週、慣れた気分で調子に乗って?次は最寄りの住宅展示場を訪問してみました。

一件目:パナホーム(所要時間:約1時間)

 お昼過ぎに展示場に着いてみたものの、下調べどころかどこを見たいかも考えていなかったからたま夫妻。とりあえず妻の友人が建てたというパナホームさんを見てみることにしました。

 案内についてくださったのはベテランと思われる物腰柔らかな男性。アンケートに記入し(初心者で怖さもあったためお金関係は未記入)たのちに展示場内を案内されました。 広々とした展示場仕様のリビングにちょっと引き、北海道産珪藻土ボードに心惹かれ、天井スピーカーが気に入り、制震ダンパーに感心し、光触媒タイルに心奪われ、換気システムに・・・、蓄電池に・・・と見るもののほとんどが知らないもの、知らない技術でした。

 案内後は、予算も時期もまだ全く考えていないと伝えたせいか、支払能力がなさそうに見えたせいかはわかりませんが、営業攻勢を受けることはなく、近くの別の展示場(実邸)のパンフレットを頂いて終了となりました。

 

二件目:住友林業(所要時間:約1時間半)

  パナホームの穏やかな営業を受けた後、次に選んだのは住友林業、理由は妻のなんとなく。

 同様にアンケートに記入して、エネルギッシュな若い営業さんに案内されて感じたのは”豪華な木造家屋”、自由度をプッシュされたような気もしますが、間取りを考えたこともない段階ではいまいちピンときませんでした(案内していただいたのに申し訳ありません)。その他木造ならではの火事やシロアリへの対策を聞きながら一周して応接スペースに戻ってきました。

 そこから営業が始まるのかと思いきや、からたま夫妻の知識不足を見かねたのか、マイホーム作りの流れを説明されました(土地選び、メーカー選び、土地契約、プラン作成などなど)。30分ほどお話しを聞いた後、FPさんを紹介するのでまずはライフプラン作成してみませんかと提案を受け、後日連絡しますと伝えられて終了となりました。・・・ちなみに後日連絡はなく、以降なんとなく住友林業さんは候補から外れて現在に続きます。

 

三件目:大和ハウス(所要時間:約2時間)

 住友林業で色々なご指導を受け疲れてはいたのですが、からたまは明日から3週間程度の出張が決まっていたため、もう一件となりました。最後に選んだのが大和ハウス、選んだ理由は”良く聞くメーカーだから”と最後まで適当でした。

 案内してくれたのは20代後半の営業Kさん、今後しばらくそして11月現在でもお付き合いいただいている方でした。

 ここで初めて、展示場は展示場仕様だから、「実際住むならどうしたい」という目線で見ることを教わり、また、こちらの質問には迅速に、説明資料を添えて回答をくれる優秀そうな営業さんです。

 関西出身ならではなのか、軽快な口調で一通り案内を受けた後、「家を建てるなんてまだ先だ」と考えていたからたま夫妻に対して、建てる時期によるメリット・デメリット等を(当然営業目線なのでしょうが)説明され、夫妻の家についての考え方が少し変わったのでした。

 ここでは次の約束(からたま出張終了後)をして終了しましたが、この営業Kさんとの会合がきっかけとなり、からたま夫妻が真剣にマイホーム検討をし始めた気がします。

 

 

 

メーカー選び ~1~ 2018年9月末 地元ビルダー展示場(実邸)見学

 家の近くの建売見学に行ってからしばらく、頭に”マイホーム”を刷り込まれた私は、妻と一緒に地元情報誌などを見るようになりました。この時はまだ中古物件を中心に探しており、目ぼしい物件が見つかると散歩がてら見に行ったりもしておりました。

 そうこうするうちに目にしたのが地元ビルダーNの展示場(実邸)見学会の案内。しかも予約不要でマンゴープリンがもらえるとありました。展示場のある分譲地は、住んでいる賃貸から車で10分ほど、学生時代の知人も住んでおり、そのビルダーさんも地元大手で昔から目にする機会が多かったところでしたので、特に不安も感じずに夫婦で見学に行くことにしました。

 車を駐車場に入れて入っていいものかどうか少し戸惑っていると、営業さんが駆けつけてきてくれました。アンケートに記入し、この営業さん(新人さんらしいです)の案内で中を見ていると、前の接客を終えたらしい先輩営業さんが新人さんと交代して続きを案内してくれました。

 どうやらこの先輩営業Yさんが担当となったらしく、この後も何度かお会いすることになりました。

 Yさんの案内で家を巡り、初めて真面目に家づくりのお話しを聞いた気がします。構造のこと、耐震のこと、太陽光のこと、使用材料のことなど、大変勉強させて頂きました。

 こちらのビルダーさんは、木造在来に住友ゴムの制震ダンパーミライエを取り付けたものを売りとされているようでした。なんとなく聞き出された職業などから(主に妻の、公務員強し)ローンの金額などのお話しにもなり、次回のお約束(最新設備のある展示場見学)をして見学は終了しました。

 なお、マンゴープリンはちゃんと頂くことができました。 

地盤の話 液状化

展示場などを巡って営業さんにお話しを聞いている中で、職業柄気になったことを書いてみようと思います。

 

  家を建てる際は、聞いた限りのメーカーさんでは全て地盤の調査を行います。

 そして、基本的にはスウェーデン式サウンディング試験のみを実施して地盤の強度を確認し、地盤改良の方針を立てることになります。

 この試験は家以外でも広く用いられているものであり、試験の制度に疑問は抱いているわけではありません。

 ただし、この試験はあくまでも地盤の強度を確認し、家+基礎の荷重に耐えられるようにするためのものであり、最近地震の度にニュース等で話題に上がる液状化の発生について検討できるものではないことを注意しておく必要があります。

 一般に、液状化は①地下水位下の②砂地盤で③地盤が軟らかい場合に発生しやすくなります。仕組みとしましては、下図に示す通りです。

 

 

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                     ※四国地方整備局HPより引用

 

 液状化の検討(発生危険度の判定など)を実施する場合には、地盤の強度を知る調査とは違い、実際の地盤の試料を採取する必要があります。そしてスウェーデン式サウンディング試験のみでは試料を採取することはできませんので違う調査が必要になります(ボーリング調査など)。

  お家を建てようとしている方で、気になるようでしたら、メーカー営業さんなどに聞いてみるといいかと思います。

 上で心配させるような書き方をしてしまいましたが、メーカーさんは周辺の地盤データを多く持っており、地域ごとの地盤のあらましは把握されているかと思います。場合によっては液状化の検討を追加料金で提案されるかもしれません。

 自治体によっては、液状化危険度マップなどが公開されている場合もありますので、調べてみるのもいいかと思います。

 

*間違いなどございましたらご指摘いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

11月20日 現在の状況

しばらくは時系列がばらばらの備忘録となりますが、現在の状況を書いてみます。それぞれの詳細についてはおいおい書かせて頂きます。

 

・地元大手ビルダーN:展示場(実邸)見学1→展示場(実邸)見学2→工場見学→展示場(実邸)見学3→保留中

 地元大手だけあっていい土地をお持ちです。一通り説明などを受けて保留中。

 

ダイワハウス:住宅展示場見学→展示場(実邸)見学→土地提示→ライフプラン作成→保留中

 一番好みに合う(夫婦とも)土地を提示されております。一通り説明などを受けて保留中。

 

セキスイハイム:住宅展示場見学→工場見学→土地提示→プラン提示(予定)

 土地は妥協できるか?くらいの感じです。プランを一度作りたいとのことで、営業担当(2級建築士もち)の方のお話しを聞いていく予定です。工場見学は景品のためです。

 

積水ハウス:住宅展示場見学→実邸・分譲地見学→土地提示→ショールーム見学(予定)

 土地はS1さんと同じものを提示されました。スタートダッシュの各社営業攻勢と週末の全消費に疲れたとお話ししていたところ、ショールーム見学を提案されました。妻は楽しみにしているそうです。

 

ほかにも住宅展示場にあったいくつかのメーカーさんを回りましたが、現状では上記4社をメインに検討を進める予定です。外したメーカーさんは、最初に出会った営業さんの知識不足orやる気不足のどちらかです。

知識不足は新人さんばかりでした。聞くこと聞くこと「宿題にさせてください」と言われるてしまうと、人生の一大イベントをお任せするには心もとないかと感じてしまいました。

やる気不足は一線を退いて?展示場専属になったというおじいちゃんでした。雰囲気、知識は申し分ないのですが、他の営業さんに予定を詰め込まれている状態では印象が薄くなってしまいましたね。

 

 

マイホーム検討のはじまり

からたまです。今回は、マイホーム検討はじまりの経緯を書きたいと思います。

 

そもそもの始まりは、頻繁に地元タウン誌の中古物件情報を見せてくる妻でした。

妻はいろいろとアクティブで、持ち家でいろいろやりたいようしたが、私自身はマイホーム願望もなく、むしろ昔ながらのご近所コミュニティーに入っていくことがおっくうに感じておりました(これは今も変わらない)。

そんな中で、ポストに広告が入っていたご近所の地元ビルダーさん建売見学に妻に連れられて行ったところから状況が変わります。

その時はウォーキングがてら2人でほぼジャージで行ったせいもあったのでしょう、営業さんの攻勢をあまり受けませんでした。(それでも丁重な対応をしていただいた営業の方に感謝です)

土地は悪くなく、間取りもそれなりに良かったと今でも思っておりますが、人生初の見学イベントで聞いたお値段なんと約5,000万円。当時は考えてもみなかった金額であり、夫婦で無理と同意して見学会場を後にしました。

それでも見学会へのハードルは大きく下がり、それから色々な所を巡ることになっていきました。

 

 

はじめに

はじめまして、からたまと申します。

アラフォー男、家族は妻のみの共働き、賃貸住まいです。

両親は県内、隣の市に健在です。

 

ほとんど考えもしなかったマイホームをなぜか検討中。

検討基準は性能(特に耐震、メンテナンス)重視ですが、地質調査が仕事のため、地盤・地震などは気になります。

市内には日本ランクトップ10(30年確率)に入るような活断層が通っており、不安は大きくなっております。

 

色々なブログを巡って、色々な方のさまざまな悩み・決断などを参考にさせて頂いているまっただ中です。

私も、覚え書きを兼ねて情報発信して誰かの検討に役立てばと考えております。

あわよくば、誰かのアドバイスも受けたいと思う今日この頃です。

 

自己紹介(自分:からたま)

大学:地質専攻

職業:地質調査

趣味:釣り

性格:慎重、臆病、面倒くさがり

 その他:両親、妻、同僚が認める外面の良さ

自己紹介(妻)

職業:公務員

性格:大胆、アクティブ

趣味:裁縫、旅行など

性格:大胆

 

妻が先行してからたまが抑える、からたまが引っ込み妻が引きずる。バランスが取れているような気もする今日このごろです。

今後ともよろしくお願いいたします。